ドクターが教える医学的根拠に基づいた健康になるための独自レシピ|ドクターレシピ

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小林智子

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皮膚科医 ドクターレシピ監修 小林智子

健康的な生活を送る上で毎日の食事はとても重要です。「Dr.recipe(ドクターレシピ)」では常に新しくアップデートされる医学論文のデータに基づいた、健康増進・アンチエイジングに効果的なレシピを皆さまに提供いたします。

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この時期の「肌サビ」ケア

2019/6/28   Category: Aging Blog Skincare

先日、化粧品会社のイベントでクロスフィットトレーナーのayaさんとご一緒しました。とてもストイックな方で私もワークアウトやらねばとモチベーションが上がりました(その日だけかも?笑)。

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イベントでは、ayaさんとのトークセッションだけでなく、私は皮膚科医の立場から「肌サビ対策」ということでお話をさせていただいたのですが、具体的に何のことかと言うと、ズバリ「肌が酸化ストレスでさびること」を言います。

この時期、紫外線の量が一年のうち一番多い時期になってきて、4〜9月で1年のおよそ8割を浴びるとも言われています。そこで、そんな肌サビが起こりやすいこの時期に、ケアを怠ってしまうとどうなってしまうのか、具体的にどのようなケアをするといいのか、という内容のお話でしたが、ここでも肌サビケアについて、よくある間違いをご紹介します。

まず、何よりも大事なUVケアについて。UVは最近の化粧品では下地などにも配合されているのでケア自体はできている人が多いのですが、問題はサンスクリーン剤を塗る量です。教科書的には、2mg/cm2の量を塗らないと、商品に記載されているSPFやPAの数値分の効果は発揮されません。

2mg/cm2というと、べたつかない程度に顔に塗った場合、その半分程度しか塗れていないのが実は現状です。半分しか塗れていないと、例えばSPF50のサンスクリーン剤でも実際は10〜20程度しかUVをブロックできないのです。

なので、サンスクリーン剤やそれが配合された化粧下地は2度塗りすることがポイント。私の場合は、もともとUVが配合されている化粧下地を、1つは色なし、もう1つは色ありの2種類を使い分けていて、重ねて塗るようにしています。2度塗りが難しいという方は、最初から強いサンスクリーン剤を使うのも1つの手ですよ。

もう1つは抗酸化成分です。ビタミンCがその代表ですが、ビタミンC誘導体という形で化粧品(特に美容液)に配合されています。美容液は夜のケアに、というイメージが強いですが、実はビタミンCの抗酸化作用は紫外線を浴びる前が有効。さらに朝と夜2回塗ると1日中ビタミンCの効果がカバーできるので、朝もビタミンCを塗るとより肌サビケアとしての効果がアップします。

そもそも、なぜ肌サビケアが重要かと言うと、肌サビが進むとシミだけでなくたるみやシワといった様々なエイジングサインが出やすくなって、見た目的にも老けてしまうためです。この夏の肌サビを防ぐためにも、ぜひ早めのケアを心がけてみてくださいね!

bun