ドクターが教える医学的根拠に基づいた健康になるための独自レシピ|ドクターレシピ

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小林智子

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皮膚科医 ドクターレシピ監修 小林智子

健康的な生活を送る上で毎日の食事はとても重要です。「Dr.recipe(ドクターレシピ)」では常に新しくアップデートされる医学論文のデータに基づいた、健康増進・アンチエイジングに効果的なレシピを皆さまに提供いたします。

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この時期の揺らぎ肌、スキンケアはどうすればいい?

2019/5/10   Category: Blog Skincare

今年も花粉症の季節ですね。少し前から知り合いや友人から「日本は花粉がひどくて・・」「目周りや顔やあちこち痒い」などという話をちらほら聞きます。

スキンケアイメージ

この時期は季節の変わり目である上に花粉などのアレルゲンも多いことから、肌トラブルを起こしやすい、いわゆる「揺らぎ肌」の状態の人が増えます。私も目の周りが痒くなる人の一人です。そんな時のスキンケアはどうするのがいいのでしょうか。

まず、洗顔の見直し。クレンジングの量をいつもよりも気持ち多めにしましょう。クレンジングは肌への刺激が強そうなイメージがあるため、揺らぎ肌の状態の時はなるべく少量にしているという人がいます。それはかえってNG。クレンジング剤自体の刺激よりも、擦ることによる摩擦の方が肌への負担は大きいのです。そのためたっぷりのクレンジングでささっと手早くメイクを落とすのが正解です。また、拭き取りタイプのクレンジングは使用しないようにしましょう。

そして、洗顔料はなるべく低刺激のものを。一番いいのは低刺激タイプの固形石鹸です。これを丁寧にあわ立てて使うとさらに刺激も少なくなるのでぜひ実践してみてください。

次に重要なのが保湿です。揺らぎ肌は、普段より肌のバリア機能が低下している状態ですが、乾燥していると肌のpH値がアルカリ性に傾きやすくなって、菌が繁殖しやすい環境になります。そうなると一層肌へのダメージが大きくなってしまうため、その悪循環を断ち切るためにも普段以上に徹底した保湿ケアをするようにしましょう。

そして、スキンケアを化粧水、乳液、美容液、クリームとたくさん重ね付けするのは揺らぎ肌の場合あまりオススメできません。スキンケアの種類が増えれば増えるほど肌への摩擦は増えるからです。揺らぎ肌にオススメは「オールインワン」。保湿成分がたっぷり入っているものを選ぶようにしましょう。

赤く腫れたりかゆみが強い場合は早めに皮膚科を受診する必要がありますが、ホームケアとしてのスキンケアは、肌の状態によって足したり引いたりと調整が必要です。やみくもにあれこれ手を出すのではなく、かえってシンプルなケアが揺らぎ肌のスキンケアのポイントです。思い当たる人はぜひ今日から実践してみてください。

bun