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そのまま食べるだけではもったいない!おすすめのヨーグルトの食べ方

  • 2017/09/29
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ヨーグルト、みなさんは普段食べますか?うちでは常に冷蔵庫に常備されています!小分けになっているものは砂糖やフレーバーが加えられているものが多いので、シンプルなものを。しかし、日本のヨーグルトでは何か物足りないのです。何だろうと考えてたどり着いた答え、それは「食感」でした。

アメリカでは、スーパーなどに出回っているヨーグルトの大多数は「ギリシャヨーグルト」です。ギリシャヨーグルトは日本でも認知されてきているのでご存知の方も多いと思いますが、簡単に言うと「水切りヨーグルト」のこと。乳清(ホエイ)が抜かれた状態で、食感が濃厚でクリーミーなのが特徴です。濃縮している分、タンパク質も通常のヨーグルトよりも豊富で、100g当たりのタンパク質は通常で3gなのに対し、ギリシャヨーグルトは9gとおよそ3倍も!(ちなみにカロリーは通常61kcal、ギリシャ93kcal)

このギリシャヨーグルトが日本ではパルテノのような小さなカップしか見たことがありません(アメリカでは大きいと1kgとかで売られている笑)。なので、最近では自分で作ってしまおう!ということでプレーンヨーグルトを買って作っています。

水を切るだけなので、ザルとキッチンペーパーでもできるのですが、容器も比較的安く手に入ります(Amazon)。これ、便利です。

「水切りヨーグルト」は食感がいいだけでなく、タンパク質やカルシウムなどの栄養分も濃縮されるため、効率よく栄養が摂取することができます。そして分離された乳清(ホエイ)は捨てるのではなく、牛乳とお酢(レモンでも可)を混ぜてカッテージチーズに。朝食でパンケーキを作るときに加えるとふんわりして美味しくなります。

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カッテージチーズは、欧米ではサラダなどによく入っているチーズですが、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。高タンパク低脂質で、ダイエット中にもおすすめの食材です。一番簡単なのは、オムレツやスクランブルエッグで、ただ加えるだけ。簡単すぎて、ドクターレシピとして紹介するのは割愛しますね(笑)。他にも私の場合は息子の離乳食にも使っています。手作り「水切りヨーグルト」、おすすめです!

ちなみに、我が家ではヨーグルトだけではなく「ケフィア」も食べるのですが(ケフィアについてはこちらをどうぞ)、ケフィアでも「水切りケフィア」、できます!ただ、ケフィアはもともと牛乳から作るので、牛乳から作ったケフィアを水切りしてそのホエイにまた牛乳を足してカッテージチーズを作るのはなんだかすごく輪廻の世界…(笑)。やや酸味があり好みはあるかもしれませんが、最近うちの近くのスーパーでもケフィアを作るキットが売られていたので、以前よりもケフィアは身近になってきたのかもしれません。ぜひ試してみてください。

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