- 糖化と運動
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最近、ぐっと寒くなってきましたね。冬の訪れも間もなくでしょうか。そうなると気になるのが「乾燥」です。乾燥にはもちろん保湿が重要なのですが、保湿したつもりで実は乾燥を招いている可能性があります。肌の乾燥はシワなど老化の原因になってしまうので、正しいスキンケアをもう一度見直してみましょう。
スキンケアの基本、それは「肌に摩擦をかけない」ということ。例えば、次のような行為をしていませんか?
・洗顔のときに泡立てずにゴシゴシ洗う
・タオルで思い切りゴシゴシ拭き取る
・化粧水を手でパンパンとパッティングしている
・ピーリング入りの化粧品を使っている
これらはすべて肌に負担がかかるNG行為です。肌に摩擦がかかることによって、そこに局所的な炎症が生まれます。炎症は皮膚のバリア機能を低下させ、かゆみや乾燥、小ジワなどの肌トラブルの原因になるのです。
特に目の周りは頬と比べて非常に皮膚が薄くデリケートで、炎症を作りやすいため注意が必要です。濃さにもよりますが、アイメイクを落とすには比較的洗顔力の高いオイルやジェルタイプのクレンジングが必要になります。一般的に、クレンジング剤は洗顔力が高ければその分肌への刺激も強いものが多いです。かと言って洗顔力が弱いと必要以上にゴシゴシと洗うことになり、かえって皮膚への負担が大きくなってしまいます。アイメイクリムーバーはコットンを横にゴシゴシこすらず上から下に優しく拭き取ることが重要です。
また、アイクリームについてはケアの仕方が間違っていなければ特に普通のクリームでも問題ないので、正しい保湿ケアを行うよう心がけましょう。
眼の周りは血流量が多く、血流が滞ると栄養が肌へうまく届かずにターンオーバーが正常に働かなくなり、クマやくすみの原因にもなります。一般的に、アイクリームの方がより保湿成分が入っているなどの理由から少々高額になっていますが、量をケチると肌への摩擦も増えてしまうので、100円玉くらいの量をとって、あくまで優しくケアしてください。具体的には上まぶたは目頭からまつげの下辺りを外側に向かって、下まぶたは外側から内側へマッサージを行いながら優しく。ホットタオルなどを使って温めるとさらに効果が期待できます。
保湿ケアは洗顔後、化粧水および乳液・クリームのセットで完成です。化粧水は必要以上に手間をかけず、次の乳液・クリームにスムーズに移行できるように手短かに行いましょう。パッティングは時間がかかるだけでなく、肌の摩擦になるだけなのでおすすめできません。あくまでも化粧水は肌なじみをよくするためのものとしてケアを行いましょう。
間違えたスキンケアをしていた方をこれをきっかけにやり方を見直してみましょうね。