- 糖化と運動
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先日の西日本の豪雨(平成30年7月豪雨)では、広島や岡山、愛媛などの地域で多くの尊い人命が失われました。心からご冥福をお祈り致します。私たちにまずできることは、被害に遭われた方が少しでも早く普段の生活に戻れるように寄付金などの災害支援を行うことだと思います。私も早速、自治体にふるさと納税を通して寄付を行いました(こちらです)。知らない方もいらっしゃると思うので、ひとりでも多くの方に知っていただけたらと思います。
今回残念だったのは、これほど甚大な被害であったにも関わらず、被害の様子について関東のメディアではそれほど詳細に報道されていないということ。私もふるさと納税のホームページを見て、初めてどの自治体で被害が遭ったかを把握することができたほどでした。中には日本100名城を制覇した際に実際に訪れたことがある自治体がいくつかあり、そのお城のことを思い出すと必然と周りの街並や人とのふれ合いも思い出し、心が痛みました。
ただお金や物資を寄付するだけでなく、復興後、観光としてその地域に訪れ、地域活性に貢献するのも素晴らしい災害支援の手段だと思います。今回は被害に遭われた自治体のお城をいくつか紹介したいと思います。ちなみに、内容は私のお城のブログ(こちら)から引用しております。本当に微力ではありますが、被害に遭われた方が一日も早く、平穏な元の生活に戻れますように。
1、宇和島城(ブログページ)
宇和島城は現存する数少ない城のひとつで、築城の名手といわれる藤堂高虎によって建設された、建築学的にもユニークなお城です。それは、縄張といってお城の設計図が、敵から侵略されにくいように五角形にカモフラージュされているところ。天守は山の上にありますが、天守までの石段本当につらいのですが、登ると周りの山と瀬戸内海も相まって当時にタイムスリップしたかのような気分になります。
さらに、宇和島は鯛めしやじゃこてんなど、美味しいグルメもたくさんあり、城巡り後に食べた鯛めしが本当に美味しかったのを今でも覚えています。
2、大洲城(ブログページ)
宇和島城と同じく愛媛にあるお城で、藤堂高虎によって築城されたことも共通点です。ただ、こちらは現存城ではありません。しかし資料が多く残っており、伝統工芸によって忠実に再現されていてとても見応えのある城です。背後の肱川と真っ青な空に映えてとても美しいお城でした(今回の豪雨ではこの肱川が氾濫し、大変な被害が出ているようです)。
近くには「おはなはん通り」など、当時の城下町の町並みが残る地区もあり、散策するのもよし。周りの自然も豊かで、のどかな気分になれます。
3、郡山城(ブログページ)
広島県安芸高田市にあるお城です。毛利元就ゆかりのお城で、山そのものが城跡となっています。私は時間の兼ね合いで全部は回っていませんが、おそらく数時間はかかると思います。私の大好きな作家である司馬遼太郎先生が「城を歩く」にて郡山城を訪れており、かつて巨大な要塞に思いを馳せていらっしゃいました。広島市から車で約1時間と決してアクセスがいいお城ではありませんが、歴史好きな方はぜひ訪れていただきたいお城です。
4、備中松山城(ブログページ)
最後は岡山県高梁市にある備中松山城です。天守が日本一高いところにあることで有名です。天守までは軽い登山道となっており、登山も兼ねて観光で訪れている人がたくさんいました。私は軽装(ヒール)で臨んでしまったため大変で、すれ違う人に多くの励ましの言葉を頂きながらの登城でしたが、その分、眺めは最高でした。晩秋など時期によっては雲海も見ることができ、まさに天空の城と言えます。日本100名城の中でも、非常に思い出深い美しいお城のひとつで、ぜひまた行きたいと思っています。