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野菜は専用水で洗う時代

  • 2017/09/15
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最近「オーガニック野菜」を求めています。というのは、アメリカに住んでいたときは、ホールフーズなどのオーガニックスーパーが近くにありましたし、そうでない比較的安価なスーパーですらオーガニック野菜のコーナーを設けていたりとオーガニック野菜が当たり前という感覚だったからです。実際に、アメリカのオーガニック市場は年々拡大傾向で、その市場規模は約4兆円とも言われています。

最近日本でも「オーガニック野菜(=有機野菜)」についての関心が少しずつ高まって来ている印象ではありますが、実際のところはどうでしょう。近所のスーパーでもあまりないのですが…。

そもそも、オーガニックの定義が国によって異なることはご存知でしょうか。日本の場合、オーガニック野菜とは「農林水産省にて制定された「有機JAS規格」に適合した生産条件のもとでつくられ、また登録認定機関にその適合性が認められた野菜」と定義づけられており、この有機JAS認定を受けていないと有機野菜・オーガニック野菜と表示することができません。アメリカでのオーガニック野菜は全体の5%であるのに対し、日本は0.25%というデータもあります。オーガニックに対して日本はまだまだ発展途上なのです。

オーガニック野菜は、農薬も使用していないか必要最小限の量で作られたものなので安心なイメージがありますね。農薬に関して言うと、日本は世界の中でもトップクラスに基準が高いと言われています。そのため、輸出が拒否される農作物もあるほど。残留農薬については基準が台湾は0.01ppmに対して日本は2ppmと200倍。これには私も驚きました。

医学的なところでは、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が農薬の使用によって増えているのではないか、と言われることもありますが、こちらはきちんとしたエビデンスはありません。ただ、自分の健康を考える上で農薬を積極的に摂りたい、という人はいないでしょう。特に小さなお子さんがいる家庭などは、オーガニック野菜にこだわりたいという人も多いのではないのでしょうか。私自身も9ヶ月の息子がいるため、息子のためにもできるだけオーガニックの表示がある野菜を買うようにしています。それで冒頭のように、オーガニック野菜を求めているのです。それでも、なかなか全ての野菜をオーガニック野菜にするのは難しいですよね。

そんな中、先日「展着剤」という農薬が雨などでも落ちないようにノリの役割をする薬剤の存在を知りました。展着剤はすべての野菜に使用されているわけではありませんが、トマトなどイチゴ、リンゴなどで使われている場合が多く、水道水では落ちません。

展着剤を落とすためには、アルカリイオン水が必要です。それを知り、早速そのアルカリイオン水「ベジセーフ」を購入してトマト(ちなみに写真は甘くて大好きなアメーラトマトです)に数回プッシュしたら黄色い水が。これが展着剤や農薬による汚れです。

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農薬が取れるだけでなく、食感がシャキシャキになる、鮮度を保つというメリットもあります。リンゴなどは皮を剥いて食べるのでまだ展着剤の影響が少なくて済みますが、トマトやイチゴ、キュウリ、ブロッコリーなどはそのまま食べるので今後はベジセーフで洗ってからいただきたいと思います。

今回このベジセーフを、ドクターレシピのホームページ(こちら)からも購入できることになりました。こちらはステマなどでは決してありません。自分が実際に使用してこれは人にも紹介したいな、と思ったもののみを扱っています(と言ってもまだ2商品しかないのですが笑…)。ベジセーフは最近東急ハンズなどでも取り扱うようになったそうです。他にも野菜用洗剤を謳っている商品はAmazonなどで見かけますが、展着剤までは落ちませんのでご注意を。

オーガニック野菜がなかなか手に入らないのであれば、自分の手で農薬を落とすようにしましょう。野菜は専用水で洗う時代です。1家に1個、常備しておくことをおすすめします!

参考文献:有機農産物の JAS 規格 別表等資材の 適合性判断基準及び手順書(http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/yuuki_tejunsyo.pdf)

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