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離乳食にも!忙しいときこそ賢く活用すべき「アレ」

  • 2017/09/01
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最近、息子が8ヶ月になりようやく歯が少しずつですが生えてきました。離乳食は今まではカボチャなどの裏ごしメニューがほとんどでしたが少し固いものもいけるかな?といったところです。

 

そうなるとよく聞かれるのが「離乳食と自分たちのご飯、作るのが一層手間で忙しい!」といった声。分かります!けれど、忙しくても栄養面を考慮した料理を作りたいですよね。そんなときに便利なもの、ご存知ですか?それは「冷凍野菜」です。

みなさんは冷凍野菜を購入したことはありますか?昔はグリーンピースやコーン、ミックスベジタブルなど限られた種類しかありませんでしたが、最近では枝豆、ホウレン草、アスパラガスなどたくさんの野菜が冷凍野菜として売られています。

冷凍野菜をなんとなく添加物いっぱいで、栄養面や新鮮さを考えたらあまりよくないのではないか、と敬遠していた方もいるかもしれません。ちなみに冷凍野菜には保存料などは使われていません。もちろん、新鮮な野菜が手に入るならばそれに越したことはないと思いますが…。

しかし、意外と思われるかもしれませんが冷凍野菜って新鮮なんです。なぜなら多くは収穫されてその日の内に冷凍加工されるから。一方、スーパーで買う野菜はどうでしょう。最近では地産地消という考え方が広まってきて、スーパーでも地元の野菜を多く取り扱っているところもありますが、一般的に日本の場合、収穫して2〜3日程度かけてスーパーに並びます。そしてスーパーで1〜3日ディスプレイされている間に私たちは野菜を買って冷蔵庫で貯蔵します。買った野菜の中には、買って1週間くらいたってやっと使われるものもあるでしょう。するとその野菜は収穫してから2週間程度経過している可能性があるわけです。

栄養面はというと、冷凍加工の過程で水溶性ビタミンであるビタミンBやビタミンCが、豆類では約30%、ホウレン草では約50%失われるという報告があります。

そんなに?と思うかもしれません。しかし実はこれらのビタミンは、生野菜でも時間がたつにつれて徐々に失われていきます。例えばいんげん豆の場合、収穫して2日でおよそ50%のビタミンCが失われると言われます。しかし、例えばトマトに含まれるリコピン(ビタミンA、カロテノイドのひとつ)などは時間がたって熟されるほど量は増えます。ちなみに水溶性ビタミンのビタミンBやC以外の栄養素については生でも冷凍でもさほど変わりません。栄養面ではその野菜をどのように使うかによって生野菜がいいか、冷凍がいいかが変わってくると言えますね。

しかし、何と言っても冷凍野菜のウリは「便利さ」。ほとんどはすでにカットされていますし、下茹でなどの必要もありません。私のおすすめは「むき枝豆」。枝豆はビタミンCだけではなくタンパク質も多く含み、最近では「edamame」として海外セレブにも人気なスーパーフードのひとつです。栄養面だけでなく、サラダやオムレツなど、何でも合うし入れるだけで彩りもよくなります。最初から剥かれた枝豆はつぶして離乳食の一品にもなります。これをポタージュにしたり卵とじにしたり、豆腐など他の食材と合わせればレシピの幅も広がります。

IMG_0671

ちなみに写真はある日の息子の離乳食ですが、手前から反時計周りに

・ライスシリアルにゆで卵、白身魚を混ぜて上からコーンペーストのせたもの

・枝豆をつぶしたもの

・ブルーベリーとバナナをそれぞれペースト状にしたもの

このうちコーン、枝豆、ブルーベリーは冷凍です。冷凍野菜を上手に取り入れた、楽してハッピーなライフスタイル、悪くないですよね?離乳食は最近インスタグラムにもアップしています(ほんとに気まぐれですが、笑)。よろしければご覧ください→(https://www.instagram.com/kobatomo_1/?hl=ja

参考文献:

Steven RM, et al: Nutrition and Cost Comparisons of Select Canned, Frozen, and Fresh Fruits and Vegetables: Am J Lifestyle Med; 2014, 8(6)430-437

Karl JH, ea al: The antioxidant activity and composition of fresh, frozen, jarred and canned vegetables: Innovative Food Science & Emerging Technologies, 2002, 3(4)399-406

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